―韓国に地雷が埋まっていることをみなさんは知っているでしょうか?―
領土問題、歴史問題・・・と日本と韓国の抱える懸案事項はあとをたちません。
しかし、そんな時代に学生という立場だからこそできる交流を通して、少しでも未来に貢献したいと私たちは考えます。
この38度線平和活動は、韓国DMZ付近の村に日本と韓国の大学生が1週間ほど滞在し、現地での農業奉仕、村の小学生への文化交流プログラム、
地雷地帯の見学と地雷被害者への聞き取りを行うというプログラムで、今年の夏で7回目の実施となります。
日本と文化の交流が盛んな韓国は、いまも休戦状態にあります。
何を平和というのか。分断という状況は日本とどんな関係があるのか。学生に何ができるだろうか。
韓国の学生と分断と平和について真剣に考え、共に働きながら絆を深めていきませんか?
韓国では先輩をお兄さん、お姉さんと呼び、一緒に過ごしていくうちに本当の家族のように仲良くなります!
みなさんの参加をお待ちしています!
●日程 2013年 8月12日~21日 (6~7月に事前学習、9~11月に事後活動)
●場所 ソウル、京畿道
●内容 韓国延世大学校の学生と交流、農作業手伝い、現地小学生と交流・教育、DMZ(非武装地帯)見学、
地雷被害者からのお話、トンネル見学、学生討論、レクリエーション、ソウル観光など
●連絡先 nikkoripj@gmail.com
質問、参加表明等受付けています(^◇^)!
韓国語・英語が少しでも話せるとよいですが、例年まったく話せない学生も多数参加しているので、語学力を心配する必要はありません。
以下は、昨年の写真とコメント。少しでも雰囲気を感じてください!
夜は、日韓の学生でざっくばらんに話しました。
友達をつくるには自由に話せるこういう場が一番大切!
韓国の学生の飲みはすごいです。(ゲームが発達しています。)
水色のTシャツは、韓国側が用意してくれていたもの。
38度線近くの村で農作業。
コチュ(トウガラシ)畑が広がっていました。
一緒に汗をかく共同作業を通して、学生交流を深めていきました。
こちらは、DMZ(非武装地帯)のなかにあるトンネル。
4つありますが、これは第2トンネルで、北朝鮮から掘られたものです。
なかはとてもひんやりしていて、穴をあけるためのダイナマイトの跡がたくさんありました。
トンネルの内側はごつごつしていて、ヘルメットの着用が義務付けられています。
合宿所の外で、日韓の女の子同士で子どものころの手遊びをお互い教えていました。
日本には「アルプス一万尺」がありますが、韓国バージョンではメロディも振りも少し異なっていて、おもしろかったです。
あいた時間にみんなで川へ!
川に投げ込まれびしょびしょになったメンバーも多数。
村の小学生に、日本について知ってもらおうと、韓国の留学生を中心にプレゼンや遊びをやりました!
ソーラン節を出し物として行いました。
村の方々や小学生も喜んでくれて、とても盛り上がりました!
村に向かう前のソウル滞在時、焼き肉をしました!
活動中、バーベキューを何度かやりましたが、韓国の肉やキムチが本当に最高です。
学生同士で討論を行いました。
テーマは、「就活」「徴兵制度」など。
DMZを望む展望台からは、広大な野原が広がっていて、たくさんの有刺鉄線がはりめぐらされているのが見えました。